2011年03月15日

「ふてんま映画祭2011」終了しました。

第一回「ふてんま映画祭2011」は無事に終了することができ
協力してくださった皆様、来場してくれた方々、心より感謝をしています。

ふてんま映画祭の前日に、東日本大震災が起き
日本中が、不安と、混乱を感じている中で
このまま開催してよいのか?という雰囲気に包まれたままの
映画祭となりました。そして、映画祭が終わってからも、
その想いは消えないままでした。

地震が起きてから5日目を過ぎる今もテレビでは、
不安をかきたてるようにとてもショックを感じる映像が、
いつ終わるとも知れずに流れており、心が折れてしまいそうになります。
大人である私がこういう状況で、子ども達は一体どう感じているんだろう?
将来に希望を抱いて育って行くはずの子ども達に、深い影を落としてはいないだろうか?

そう思ったとき、ふてんま映画祭で、子ども達が映画を観て
笑って喜んでいる姿を思い出しました。
やってよかったんだと思いました。

次の映画祭では、もっともっと笑顔が増えるようにしていきたい。
希望の感じられる映画祭がしたいと思います。

今回は、はじめての試みということもあり
準備段階で、予算がどれくらいあって、どんなことに使えるのか?
というところから試行錯誤で行ってきました。

進めていく中で、いろんな人たちと関わって
おもしろいアイディアをいただいてきました。
ですが、私たちの協議会の立場では出来ないことも多くみつかり
私自身では、まだまだやれたことがあったのに…
と思うことが多々あります。

でも、今回、チャレンジしたことで
出来る事と、出来ないことがはっきりしたので、
次回は、いろんな力をお借りして、もっといい映画祭となるように
今から取り組みを進めていきたいと考えています。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に
また、現在も震災で苦労している方々に対して
できるだけ早い復興を願っています。

ここで私は「生きている」ということに感謝しながら、
日々の仕事に精進していきたいと思います。

「ふてんま映画祭2011」終了しました。
休憩の様子

「ふてんま映画祭2011」終了しました。
「ベスト・キッド」
「何もしないことと、穏やかでいることは全く違うぞ」とジャッキーチェンが言いました。
タオの言葉ですね…名言だと思います。

「ふてんま映画祭2011」終了しました。
「丘の一本松」
すれ違いの、親と子の愛情が、丘の一本松の下で通い合う。
大宜見小太郎さんのファンは今でも多く、皆さん本当に喜んでくれました。

「ふてんま映画祭2011」終了しました。
「青〜chong〜」
自分の境遇を受け入れることではじめて前に進めるということを、
ユーモアたっぷりに教えてくれる映画。

「ふてんま映画祭2011」終了しました。
「風之舞」
出演者の方々と記念写真。
多くの出演者に愛され続けている、ウチナー映画。
「命どぅ宝、人はいつでも変われる」









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Posted by エリカ様 at 15:40│Comments(3)ふてんま映画祭
この記事へのコメント
こんにちは

ふてんま映画祭2011 お疲れ様でした。スタッフのみなさんの頑張りで盛り上がりましたね。

高校生の映画もすごく良かったです。

普天間地域がロケ地の「風之舞」観たかったです。今度機会があれば必ず観たいと思います。 

これからも色んな企画楽しみにしています。頑張ってください。
Posted by 呉屋等呉屋等 at 2011年03月15日 20:12
ご来場ありがとうございました。

映画「風之舞」は女性の方々、親御さんの方々を中心に
じわじわと広がりをみせている映画です。
普天間の上映からはじまり、大阪、富山などでも、
再上映が次々と決定しているとのこと。
きっとまた、沖縄でも上映があると思います!

これからも応援よろしくお願いします。
Posted by エリカ様エリカ様 at 2011年03月16日 11:18
お邪魔します(・∀・)
開催日が震災の日と重なったことで
決断には勇気がいったことと思います。
でも私としては開催することは
すごく意義のあることだったと
思いますよ~。
「何もしないことと、穏やかでいることは全く違うぞ」って
いいですね~。観に行きたかったニャ~
Posted by チャイ。チャイ。 at 2011年03月19日 08:58
 
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